カートリッジをまとめて聴く その100 [試聴記録]
テクニカの100系のカートリッジを入手したが、針が全部駄目になっていた。
AT シリーズの互換針から振動系を移植した。
ここで、疑惑が①と②はどうみても同じ治具、同じ素材、同じ加工で作ったとしか思えない。
考えられることは
a) ナガオカかSWINGがどちらかに生産委託をしていた。
b) ナガオカ、SWING がカンチレバーのどこかに生産委託していた。
委託先が同じだった。部品調達先が同じだった。
更に疑惑がある。SWING製 も ナガオカ製 もテクニカのロゴが入った交換針を販売している。
ライセンス問題も含めて、他社のロゴが入った金型を作るとは思えない。
VMの特許を避けていたとは思えない、VM型 そのものだ・
おそらく、テクニカからライセンス生産だったのか、生産委託を受けていたのだろう。
実際は、カンチレバーはきちんと生産できるところは限られており、SWING(JICO)やナガオカ
が世界中にカンチレバーや交換針を提供していたのだろう。
並木宝石が、SHUREにMR針を提供したいたことは有名だ。
パイオニアの純正の交換針やSONYの純正交換針は逆にテクニカのロゴが入ったモールドだ。
生産委託先は、テクニカであることは明白だ。
あまり、メーカーに こだわるのは意味がないのかもしれない。
ローコスト、付属品カートリッジの話であって、高級機では少し事情が違うのだろう。
といっても、高級機のカンチレバーの加工は、レーザーが使われいた。
スタイラスチップの穴あけ加工に、レザーを使っていた。アルミ以外の素材が使えるのもレーザー加工のおかげだ。
レーザー加工できる設備と持っていたベンダーは限られていただろう。
少しレーザー加工の製品の開発をやった。お金もかかるし使いこなしも難しい。
管理も大変で、性能の維持するための費用も高い。
やっぱり大変ということで数台(試作)を販売してその事業からは、撤退した。
① テクニカ AT-7V その1(移植したカンチレバー ナガオカ製)
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② テクニカ AT-7V その2(移植したカンチレバー SWING製 楕円 VTシリーズ)
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③ テクニカ AT-120E(移植したカンチレバー ナガオカ製)
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④ フィリップス GP-400II
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⑤ テクニクス ECP-270CS
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⑥ ADC QLM-34 MKIII
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⑦ STAIN M-117
交換針が赤いのは、輸出モデルだからだ。
この交換針は、イギリスのショップから通販で買った。
逆輸入?とでも言うべきか?
赤の交換針も格好良い。
針圧は特にシビアだから、針圧計で確認した。
SATIN はまともな交換針が少ないので残念だ。
SATIN のサウンドは独自のサウンドだ。
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⑦ STAIN M6-8C
スタイラスチップの状態は良好で、ダンパも問題なさそうだが、バズ音が聞こえる。
針圧で大きくことなる 1.25g とした。
ダンプオイルの劣化かもしれない。
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DL-8 シリーズをまとめてきいた。
交換針が全部ことなる。
DENON 純正、ナガオカ製、大東京宝石製?
音の傾向は凡そ同じだが、出力レベルに差がある。
⑧ DENON DL-8(純正交換針)
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⑨ DENON DL-8(ナガオカ製交換針)
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⑩ DENON DL-8(社外品交換針)
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2020-02-11 11:50
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コメント(1)
冒頭のお話、実に興味深いです。
そして、恐らく仰るとおりなのだと思います。
by song4u (2020-02-11 19:29)