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SHURE V-15 TYPEIII 互換交換針を比べる [試聴記録]

何かと話題のV-15 TYPE3 向けの互換針が入手できたので比べた。
結論から言えば、せっかくの V-15 TYPE3 も互換針を選ばないと実力が発揮できないということだ。
JICO製 の互換針はかなり優秀であることが再確認できた。
① と ② はアメリカ製らしいが詳細は不明である。

① 丸針
P1210821.JPG
1209_1.jpg

出力はかなり控えめだ。
ハイ上がりだが良く聴くと共振点が可聴周波数に入っているようだ。
破裂音がかなり強調されてしまっている。


② 楕円
P1210820.JPG
1209-4.jpg
出力は、②より大きくなり純正と同じような感じだ。
ハイ上がりは、①と同じような感じだが、①のような破裂音が目立つことはない。


③JICO製 楕円
P1210822.JPG
1209-5.jpg
レンジは広く、TYPE3 らしさが覗ける。
音場も広く、ローコストの割にはとてもよく出来た交換針だ。
破裂音が目立つこともなく、歪むも感じられない。
コーラスもうまく分離できている。トレーシング能力の抜群だ。


オリジナル V-15 TYPE3 HE の比較
P1210819.JPG
④オリジナル HE
1209-6.jpg

③より更にワイドレンジとなり、音場が広がり情報量が拡大した。
アダルト調でやや落ち着いたサウンドだ。
分離更によく、レコードの余すとことなくトレースといった感じだ。

⑤別個体 オリジナル HE
1209-7.jpg
こちらの個体の方が出力は小さめに感じる。
④よりアダルト調であるが全くの別個体としては差が小さい。
アタック音はこちらの方が粒立ちが良い。


アメリカ製(メキシコ製?)だから固体差が大きいと思っていたが
固体差は小さく、工業製品としても優秀だ。




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