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SHURE カートリッジの集中試聴 その17 [試聴記録]

SHURE のV-15 III~Vまで進化を確認した。
間違いなく進化しているし、JICO SAS 交換針はとても優秀だ。
V-15 TYPEV は はっとさせられるようなサウンドだ。

① V-15 TYPEIII 黄色文字
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② V-15 TYPEIV オリジナル スタイラス
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③ V-15 TYPEIV MR スタイラス
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形状が良くわからないので複数枚撮影した。
②とは少し違うようだ。

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④ V-15 TYPEIV JICO SAS交換針
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⑤ V-15 TYPEV JICO SAS交換針
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⑥M-75B TYPE2 JICO製 交換針
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⑦MB-75B JICO製 交換針
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⑧MB-75GT オリジナル 交換針
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⑨M24H
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⑩M44-G 

 社外品の交換針とオリジナルの交換針を比べてみた。
 入手した社外品のM44系の特徴であるカンチレバーの湾曲が再現されているが
 オリジナルのより半径が小さいく、湾曲というより円形に近い。
 スタイラスチップは、ダイヤモンドが小さく、台座部分が大きい。
 ダイヤモンドを小さくすることで、研磨時間が短縮できコストダウンが可能となる。
 スタイラスチップの値段は、研磨時間で決まる。
 台座の方が比重が大きいので、ダイヤモンドの比率が大きい方と実効質量が大きくなり音質的に不利だとか?
 オリジナルも接合ダイヤだが、社外品に比べてダイヤモンドの比率が大きい。

 社外品
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 オリジナル M-44G
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 ウンチクはともかく、サウンドを比較してみた。

 どちらのサウンドが優れているか好み次第だ。
 オリジナル M-44-7
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カートリッジをまとめて聴く その102 [試聴記録]

① テクニカ AT-130E
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 針折れのAT-130Eを入手した。
 AT-120Eaの交換針に
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 から振動系を取り外して移植した。
 振動系は新品になる。

② パイオニア PC-15
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 交換針は PC-11

③ MT-22 stylus F-22(4Ch)
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 グランツからのOEM供給品だ。
 茶色のノブは4CH対応で、スタイラスチップはシバタ針仕様で無垢ダイヤモンドを採用している。
 4CH対応はみな出力が小さい。
 ハイ上がりではなくフラットで広がり感のあるサウンドが楽しめる。

④ ビクター MD-1016
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 基本的には③と同じ製品だ。
 こちらのスタイラスチップは0.5milのコニカル丸針で接合ダイヤモンド仕様となっている。

⑤ グレース F-8L その1
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  何度見てても奇抜なデザインだしかし、サウンドは一級品だ。
  後継機が今一人気がなかったのはなぜだろう?

⑥ グレース F-8L その2
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⑦ パイオニア PC-5MC
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  出力が大きいのはありがたい。
  後段の負担が小さい。
  MCポジションで受けたので少々レベルオーバー気味だ。
  これが付属品のカートリッジのサウンドだ。


⑧ パイオニア PC-6MC(修理品)
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 ⑦の色違いだと思われる。
 針が根元から折れていたので、ロッド方式で修理した。
 サウンドは、⑦に近い状態だ。

⑨ テクニクス EPC-207 交換針 社外品
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  EPC-205 系のコストダウンモデルだ。
  なぜこんなに不人気なのか不思議だ。
  


⑩ SATIN M-117
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 残念ながら、断線している。
 振動系は、交換針を含めて問題ない。


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カートリッジをまとめて聴く その101 [試聴記録]

①オルトフォン MC-20 Super II
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②ダイナベクター DV-20A
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③グレース F-10P
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④テクニカ AT-10G
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⑤パイオニア PC-110
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⑥ Lo-D MT-24
 ノーマルと原音の差を比べてみた。
 なぜか、楕円やシバタ針は出力が小さいなぜだろう?

 ノーマルスタイラス
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 原音
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⑦ パイオニア PC-330(交換針 PN-21 4CH 対応)
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⑧ パイオニア PC-330(交換針 PN-330E)
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⑨ テクニカ AT-E50
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⑩ FR PMC1
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モノラルカートリッジを聴く [試聴記録]

① オルトフォン MC-30II をモノラル化
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 片CH断線していたので、リード線を細工してモノラル化した。

② オルトフォン MC-10S をモノラル化
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 片CH断線していたので、リード線を細工してモノラル化した。

③ FR FR-1MK3 をモノラル化
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 片CH断線していたので、リード線を細工してモノラル化した。

④ テクニカ AT-3M その1
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⑤ テクニカ AT-3M その2
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⑥ テクニカ AT-3M 交換針改造品
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カートリッジをまとめて聴く その100 [試聴記録]

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テクニカの100系のカートリッジを入手したが、針が全部駄目になっていた。
AT シリーズの互換針から振動系を移植した。
ここで、疑惑が①と②はどうみても同じ治具、同じ素材、同じ加工で作ったとしか思えない。
考えられることは

a) ナガオカかSWINGがどちらかに生産委託をしていた。
b) ナガオカ、SWING がカンチレバーのどこかに生産委託していた。
  委託先が同じだった。部品調達先が同じだった。

更に疑惑がある。SWING製 も ナガオカ製 もテクニカのロゴが入った交換針を販売している。
ライセンス問題も含めて、他社のロゴが入った金型を作るとは思えない。
VMの特許を避けていたとは思えない、VM型 そのものだ・
おそらく、テクニカからライセンス生産だったのか、生産委託を受けていたのだろう。
実際は、カンチレバーはきちんと生産できるところは限られており、SWING(JICO)やナガオカ
が世界中にカンチレバーや交換針を提供していたのだろう。
並木宝石が、SHUREにMR針を提供したいたことは有名だ。
パイオニアの純正の交換針やSONYの純正交換針は逆にテクニカのロゴが入ったモールドだ。
生産委託先は、テクニカであることは明白だ。

あまり、メーカーに こだわるのは意味がないのかもしれない。
ローコスト、付属品カートリッジの話であって、高級機では少し事情が違うのだろう。
といっても、高級機のカンチレバーの加工は、レーザーが使われいた。
スタイラスチップの穴あけ加工に、レザーを使っていた。アルミ以外の素材が使えるのもレーザー加工のおかげだ。
レーザー加工できる設備と持っていたベンダーは限られていただろう。
少しレーザー加工の製品の開発をやった。お金もかかるし使いこなしも難しい。
管理も大変で、性能の維持するための費用も高い。
やっぱり大変ということで数台(試作)を販売してその事業からは、撤退した。

① テクニカ AT-7V その1(移植したカンチレバー ナガオカ製)
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② テクニカ AT-7V その2(移植したカンチレバー SWING製 楕円 VTシリーズ)
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③ テクニカ AT-120E(移植したカンチレバー ナガオカ製)
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④ フィリップス GP-400II
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⑤ テクニクス ECP-270CS
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⑥ ADC QLM-34 MKIII
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⑦ STAIN M-117
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 交換針が赤いのは、輸出モデルだからだ。
 この交換針は、イギリスのショップから通販で買った。
 逆輸入?とでも言うべきか?
 赤の交換針も格好良い。

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 針圧は特にシビアだから、針圧計で確認した。
 SATIN はまともな交換針が少ないので残念だ。
 SATIN のサウンドは独自のサウンドだ。
  

⑦ STAIN M6-8C
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 スタイラスチップの状態は良好で、ダンパも問題なさそうだが、バズ音が聞こえる。
 針圧で大きくことなる 1.25g とした。
 ダンプオイルの劣化かもしれない。


DL-8 シリーズをまとめてきいた。
交換針が全部ことなる。
DENON 純正、ナガオカ製、大東京宝石製?
音の傾向は凡そ同じだが、出力レベルに差がある。

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⑧ DENON DL-8(純正交換針)
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⑨ DENON DL-8(ナガオカ製交換針)
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⑩ DENON DL-8(社外品交換針)
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SHURE カートリッジの集中試聴 その16 [試聴記録]

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SHURE のV-15 II~Vまで進化を確認した。
JICOのSAS は非常に優秀だ。
時代順に確実に進化している。
不思議なのは、⑦と⑧の音が違いすぎることだ。
値段の差はあるかもしれないと感じた。

① V-15 TYPEII オリジナル
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② V-15 TYPEIII JICO HE針
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③ V-15 TYPEIII オリジナル
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④ V-15 TYPEIV その1
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⑤ V-15 TYPEIV その2
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⑥ V-15 ⅤxMR + JICO SAS
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⑦ V-15 ⅤxMR + N97xE
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⑧ M-97EHE+N97xE
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⑨ V-15 TYPEIII 白文字オリジナル

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 貴重な初期のオリジナル交換針だ。
 デッドストック品で入手できた。
 スタイラスチップは芸術的だ、しかし入手困難だ。



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カートリッジをまとめて聴く その99 [試聴記録]

① ビクター 4MD-1X その1
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② 4MD-1X その2
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③ テクニカ AT-10G
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④ テクニカ AT-150E
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⑤ テクニカ AT-35X
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⑥ テクニカ AT-92E
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⑦ オルトフォン TM-14 その1
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⑧ オルトフォン TM-14 その2
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⑨ テクニカ AT-150E 交換針 ATN-7V
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⑩ ADC QLM-30
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⑪ ADC QLM-36
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カートリッジをまとめて聴く その98 [試聴記録]

① グランツ G-20
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② グランツ G-40
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③ グランツ G-40EX ダンパNG
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 針折れのため修理したが、ダンパがNGだった。
 一応音だしは可能だ。

④ グランツ G-20 修理品
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  針折れ品を修理した。
  ナガオカの原音カンチレバーを移植した。
  こちらのダンパは問題ないようだ。
  グランツ製のダンパが駄目になっているものが多く注意が必要だ。

⑤ テクニカ AT-15E
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⑥ テクニカ AT-15Ea
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⑦ テクニカ AT-15Ea 交換針 社外品
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  社外品を装着してきいてみた。
  スイス製だ。スタイラスチップは楕円ダイヤモンド仕様となっている。
  オリジナルに迫る勢いで、代品としては十分だ。
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ビクター Z-1S を比較した。
⑩ は交換針を PH針、ヘッドシェルはオルトフォン LH-4000 銅版スペーサーでチューニングしてある。
別次元のサウンドだ。
ノーマルは荒っぽいサウンドだし、楕円針にするとかなり改善する。
可能性に満ちたカートリッジだ。

⑧ ビクター Z-1S ノーマル スタイラス
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⑨ ビクター Z-1S ナガオカ製エリー
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⑩ ビクター Z-1S KOWA製 PHスタイラス
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カートリッジをまとめて聴く その97 [試聴記録]

今回は、サウンドマスターシリーズのレコードをソースに使った。

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この音楽は、いろんな所で聴いているがあんまりきちんと聴く機会がない。
きちんと聴いてみるとサウンドも超一流だった。

① テクニカ AT-740ML+VMN50SH(シバタ針仕様)
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  テクニカ AT-740ML のボディのシバタ針を装着した。
  VMN50SH は、アルミカンチレバーだ。
  サウンドは解像度が高く、情報量は多い。
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② テクニカ AT-740ML+修理品(接合楕円ダイヤ)
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 針折れ品の150Eaの交換針に
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  の振動系を移植した。
  移植した振動系は、楕円スタイラスチップを採用している。
  ①とはかなり違ったサウンドとなっている。

③ Lo-D MT-24
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 グランツからのOEM商品だ。
 

④ パイオニア PC-110
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⑤ DENON DL-8 その1
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⑥ DENON DL-8A その2
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⑦ スタントン 520SK
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⑧ DENON DL-32(修理品)
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 ロッド方式で修理した。

⑨ DENON DL-103 GOLD(修理品)
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 ロッド方式で修理した。
 移植したカンチレバーは、アルミだが、スタイラスチップは無垢の楕円ダイヤモンドだ。

⑩ テクニカ AT-33E(修理品 カンチレバーは SHURE V-15 TYPEIII 無垢楕円ダイヤ)
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 V-15TYPEIIIをクリーニングしていたら、交換針がポロリ....アルミがかなり腐食していた。
 この芸術的なカンチレバーはもったいない。
 先折れ品の、33ME に移植した。
 サウンドは、繊細で情報量が多い。

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