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オルトフォンの生産は? [情報]

AIWA 純正の交換針
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裏面には SWINGのシールが
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中身を開けてびっくり
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オルトフォン LM-5 の発電ユニットが入っていた。

想像するに

AIWA は オルトフォンに製造委託 or OEM 契約を結んでいた。
オルトフォンは、SWINGに少なくとも交換針を製造委託していた。
もしかしたら発電ユニットもSWINGで製造したかもしれない。
安い値段でカートリッジを提供する代わりに、交換針の販売を認めた
そんな契約ではないかと思う。
オルトフォンの一部は日本で生産されているとの話を聞いたことがある。
本当かもしれないと感じた。

ADC の TRX シリーズは日本のアツデンで製造していた。
よく考えると、普及品クラスの世界中のカートリッジほとんどが日本で供給していたことになる。

SONY サウンドテックの社長が、
「経営状況はどうですか」
の問いに
「XL-15等の交換針は、サウンドテックから提供しているので大丈夫です」
と答えていた。
交換針は回転率が高く、利益率が高かったのだろう。
ここで疑問が残る。
今までさんざんスタイラスチップを顕微鏡で見てきた。
中古も沢山聴いてきた。
本当にダイヤモンドの寿命はそんなに短いのだろうか?
ずっと疑問だったが実は、交換針を回転させるための戦略だったのではなかったのだろうか?
実際は、ダイヤモンドより先に、カンチレバーが破損したり、ダンパが劣化したりする。
ダイヤモンドの寿命まで使い切ることはないのではないだろうか?
経験上ダイヤモンドの寿命は気にする必要はないと感じている。

交換針を回転させることが、レコード針ビジネスだったのだろう。
現在にインクジェットビジネスと全く同じに見える。




  


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往古穗

一般的に針の寿命はおよそ150~200時間といわれています。
JICOの公表寿命は楕円針の場合約150時間、S楕円針で400時間です。

再生音質の劣化は針の減り具合とは殆んど関係なく使用時間が一番関係があるという記事を見たことが有ります。素人考えでは以下のような原因が考えられます。針とレコード盤の微妙な当たり、接触熱によるダイヤモンドの変質、カンチレバーのダンパーヘタリ、発電コイルの劣化等々。

私の場合 レコードプレーヤ SONY PS-X700(オーバーホール済)、カートリッジ SHURE M44G でリッピングした場合 LP1枚1時間換算で 110枚を過ぎる辺りから明らかに高音の煌めきが少なくなり、中音はハッとする生々しさが減り、低音の迫力と伸びが少なくなります。
120枚が限度です。130枚過ぎるとリッピングに値しない音質になります。

MMカートリッジだと気楽に針交換出来ますが、MCカートリッジの本体交換は高価ですね。
針屋さんは上記の交換時間を推奨し、カートリッジ屋さんは針が減ったかで判断して長く使わせようとする。悩ましいところです。

by 往古穗 (2021-07-25 08:45) 

en_ide

カンチレバーのダンパーヘタリは、激しく同意です。
テクニカの極小楕円無垢ダイヤモンドは寿命というか最高の音質の時間は短いようです。LP 100枚程度かと
これ以降は徐々に性能が劣化しているように思います。
文献によると0.5milの曲率半径からすると、寿命はもう少し長いようです。
再生時の盤面の環境(ホコリの多い、少ない)が影響しているようです。
100時間程度だと、当りが出て音質が変化しているようにも感じます。100枚はならし運転なのかもしれません。
レコードはビジネス的には終わっているので、科学的な探求は、難しいかもしれません。
針については、よく分からないことだらけが本当のところです。


by en_ide (2021-07-25 09:23) 

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