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ELAC カートリッジまとめて聴く [試聴記録]

ELAC は新潟では売っていなかった。
上京して、秋葉原で物色してもお目にかかったことがない。
87年上京なので、CD 一色の時代なのでしかたないか。
一体どこで販売されていたのだろう?

① STS 455E(修理品)
P1220364.JPG
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 新品の交換針を入手した。
 レコード盤を滑っていく、良く見るとチップ落ちだ。
 台座(シャク)だけ残っていた。
 STS 455E は確か無垢の楕円だったはずだが、入手した後退は接合楕円だった。
 製造時期によって、無垢楕円と接合楕円が混在しているようだ。

 しかたないので、修理することにした。
 接続するカンチレバーは、ビクター 4DT-5X(\6,500) 4CH 仕様だ。
 ただし、接合シバタ針だ。

 レンジが広く、量感は素晴らしい。
 かなりアダルト調のサウンドだ。


② STS 455E JICO製交換針
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 JICOが、互換針として供給している。
 サウンドは、レンジも広く、解像度も高い。
 ELAC のサウンドとはかなり違った方向だ。

③ STS 455E 無垢楕円 オリジナル
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 このサウンドは故障ではない、STS-455 はみな同じようなサウンドなのだ。
 量感たっぷりで、雰囲気がよく出ている。
 かなりアダルト調のサウンドだ。
 ELAC サウンドは、交換針でコントロールされているようだ。

④ STS-444E オリジナルスタイラス
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 こちらのスタイラスチップは、接合楕円だ。
 サウンドは、455シリーズとは全く異なり、一般的なMM型カートリッジのサウンドだ。
 レンジは広く、ヤング向けのサウンドに仕上がっている。


⑤ STS 455E 無垢楕円 オリジナル その2
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 ELAC このサウンドは、故障でも個体差でもない。
 この個体も同じようなサウンドだ。
 今このようなサウンドを奏でるカートリッジは皆無だ。
 今後もこのようなカートリッジは開発されないだろう。
 
⑥ STS 155 オリジナルスタイラス
P1220682.JPG
1224-3.jpg
 ELAC の 55シリーズは、皆同じような傾向のようだ。
 これも故障ではなく、狙い通りのサウンドなのだろう。
 一切刺激的な音を聴かせることはない。


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