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カートリッジをまとめて聴く その19 [試聴記録]

① ビクター MD-1016 4ch 仕様
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 本品は、グランツからのOEM品だ.
交換針を強化して、4ch対応としている。
 スタイラスチップを接合ダイヤから無垢の楕円シバタ針に変更され、サスペンションはテンションワイヤに変更されている。
 サウンドは、ノーマルとは全く違う、フラットで高解像度サウンドだ。
 MD-1016 の潜在能力の高さが覗われる。


② テクニカ AT-120E
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  100シリーズのローコスト版だ、それを意識してオレンジのモールドにしたのだろう。
  今考えれば、とてもハイCP機だ。
  スタイラスチップは、無垢のダイヤモンドだ。
  サウンドは、ややハイ上がりだがテクニカらしいサウンドが楽しめる。


③ DENON DL-55II
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  針折れ品を修理した。
  修理した交換針は、ナガオカ製楕円ダイヤモンド搭載のエリーだ。
  綺麗に仕上がった。
  サウンドはオリジナルに近く、DL-301のローコスト版といった印象だ。


④ パイオニア PC-110
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  パイオニアのプレヤーの付属カートリッジだ。
  癖もなくフラットで使いやすい、今回のサンプリングしたようなサウンドにはとても相性が良い。
  安心して使用できる。


⑤ SONY VL-15
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  ソニー VL-15は、XL-15の塗装無しバージョンだ。
  交換針はないので、トリオV-49から流用している。
  互換性は問題ないことは確認できるている。
  出力大きく、使いやすいカートリッジだ。


⑥ テクニカ AT-12E
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 テクニカ AT-10シリーズとはボディが若干ことなり、針の互換性はない。
 AT-12E、接合ダイヤモンド楕円だったり、無垢ダイヤモンドだったり、製造時期によってことなるようだ。
 サウンドは、AT-10系の上級機といった感じのサウンドだ。


⑦ パイオニア PC-5MC
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  パイオニア のプレヤーの付属カートリッジで、MCブームに乗って次々採用された。
  特にパイオニアは熱心で、安いモデルにもMC型を採用している。
  針交換可能が特徴だが、交換針が売っていないので意味ない。
  MC型にしては出力が大きく使いやすい。
  付属のカートリッジとしては良くできている。


⑧ パイオニア PC-330MK2
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  70年代後半の高級プレヤーの付属に採用された、MK2化されて大幅に現代化された。
  極細のカンチレバーで、テンションワイヤ方式を採用で、高解像度化されている。
  とても良くできたカートリッジだ。


⑨ DENON DL-207
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  針折れ品を修理した。
  カンチレバーは無垢の楕円ダイヤモンドを移植した。
  DL-207らしい、サウンドが復活できた。


⑩ テクニカ AT-27E
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  MCブームに乗って、33系のコストダウンを図った。
  驚くはスタイラスチップだ、無垢の楕円ダイヤモンドを採用し、芸術的な美しさだ。
  今考えると、驚くべきコストパフォーマンスだ。


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