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テクニカ カートリッジ集中試聴 [試聴記録]

テクニカのアナログ製品の価格がどんどん上がっている。
安売りの代名詞 AT-120Ea/G は確か 7980円 で売っていた記憶がある。
同等品を買おうとすると
VM530EN 希望小売価格 ¥23,000.(税抜)になる。

モールドの色も同じで同等モデルと考えていいだろう。
かなり高くなった印象だ。


① AT-10G
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型が壊れて全て製造中止のようだ。
AT-95系は継続して販売するようだ。
レンジは欲張らず、とても安定したサウンドが楽しめる。

② AT-120Ea
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針折れ品を入手した。AT-10G系の振動系をそのまま移植した。
オリジナルは、スタイラスチップは無垢の楕円だが、今回は0.5milのコニカルだ。
①に比べるとレンジが広がり、音場も広がっている。
現在的なサウンドとなっている。

③ AT-150Ea(コニカル、アルミカンチレバー)
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針折れ品にAT-10G系の振動系を移植した。
サウンドは躍動感もあり、スピード感もあるが
解像度はやはりオリジナルより劣る。

④ AT-150Ea(楕円無垢ダイヤ、ベリリュームカンチレバー)
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やはりこのサウンドだ。高校生の時はAT-150Ea/Gで聴いていた。
レコードも同じ、躍動感、スピード感、情報量、レンジ、解像度文句なし。
しかし、低域の量感はやはり寂しい。
毒性の問題はあるが、長岡氏も述べているがカンチレバーはベリリュームが最適ではないかと感じる。

⑤ AT-E50
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振動系を一新した意欲作、MLシリーズの振動系と共通だ。
カンチレバー短く、細くなった。振動系はよく軽くなっている。
④ より更にハイ上がりのサウンドでハイCPだ。
解像度も高く現代的なサウンドが楽しめる。

⑥ AT-E90
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EXXシリーズのフラッグシップモデルだ。
音はAT-150Eaによく似ている。聞き分けるのは難しいが低域の解像度はこちらの方が向上しているようだ。コストパフォーマンスはかなり良い。
しかし、配色とデザインの影響だろうか、全く人気が出ないで姿を消した。


カンチレバーがベリリューム
スタイラスチップはマイクロリニア
振動系は新振動系(短小カンチレバー)
で最新で、最高級品と考えると

VM型の最高峰は ML-150ということになる。

ML-150 はとても好きなカートリッジだが、出球も少なく交換針の入手も超困難だ。
手持ちの1固体を大事に使うしかない。
ML-170/180 は持っているが好みのサウンドとは少し違うようだ。





 

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