オーディオオカルト 回転ヘッドシェルを検証する。

メーカーの人間ということもあって、基本的には

物理特性がいいものは、いい音だ。
オカルトチックなものは信用しない。

上記を信条としている。
じゃなんでレコード聴くの？
突っ込みがきそうだ。
長岡氏曰く
趣味とは、「手段が目的化すること」
と述べている。
オーディオは、音を聴くために手段だが、既に手段が目的になっている。
オーディオは奥が深い。
力学、電磁学、情報処理、音波、電気、電子、化学、心理学
全ての分野が関与する。

しかし、オカルトチックなものは信じない。
回転ヘッドシェルを入手したので、通常のヘッドシェル版と比較してみた。







これを作るのにどれくらい時間をかけたのだろうか？
どうも一体型ヘッドシェル　MT-24向けを切削して作ったようだ。
ABS製のモールドとは言え、大変な工数が予測される。
アンコウ提灯はどんな意味があるのだろうか？
前方向に重心を置きたかったのだろうか？
疑問だ？
リード線も上りは太い線で下りは細い線を使っている。
これも、どこかで見たことがある。


回転ヘッドシェル

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

固定ヘッドシェル
交換針は同じだ。

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

固定ヘッドシェル　で交換針を　JICO製に変更

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

回転ヘッドシェルはシェルと、ヘッドシェルをアイソレーションする効果がある。
分離が良くなり音場が広がったように感じる。
EP版も確認したが特に歪みが小さくなることは無いようだ。

JICO製の交換針がとてもいい感じで回転ヘッドシェルと固定ヘッドシェルの差よりも大きいように感じだ。

・回転ヘッドシェルは、ヘッドシェルとカートリッジのアイソレーションには効果有り
・内周歪むには効果は期待できない。
・手間ひまを考えると、固定式のヘッドシェルで十分

ということになった。