SSブログ

SHURE カートリッジの集中試聴 その1 [試聴記録]

SHURE カートリッジのを集中して聴いてみた。

① V-15 TYPEIV
P1230204.JPG
1230_1.jpg
  なぜか、不人気のTYPEIV オリジナルの針を入手しても
  カチカチ君だったり、まともな交換針は少ない。
  本品、正常に動作する貴重品だ。
  TYPEIII よりずっと高音質だと思う。
  間違いなく優秀なカートリッジだ。
  音はとてもナチュラルだ、バランスが良い。

② M97xE
P1230203.JPG
1230-2.jpg
  V-15 TYPEV のローコストモデルだ。
  一番の違いは交換針だろう。
  カンチレバーがアルミとなり、スタイラスチップは接合楕円だ。
  繊細さは、情報量はやや後退しているが、値段を考えるとかなりのハイCPだ。


③ V-15 TypeⅤxMR
P1230197.JPG
1230-3.jpg
  TYPEV 終了後に後継機として発売された。
  アルミは硬質アルミと思ったら、ベリリュームのパイプのようだ、
  カンチレバーに打痕があるが音には影響は無いようだ。
  スタイラスチップは、MR マイクロリニアだ。
  オリジナルより、雰囲気などはやや後退しているようにも感じる。
    

④ M-72B
P1230198.JPG
1230-4.jpg
  M-70の派生機種と思われる。
  日本での発売はないらしく、詳細はわからない。
  スタンダードな音質のカートリッジだ。

⑤ CA-4/25
P1230199.JPG
1230-5.jpg
  日本では発売されていないようで、スペックの詳細は不明だ。
  姉妹機で CA-2/25 がある。4CHとも思われるが、スタイラスチップをみるとシバタ針には見えない。
  
  
⑥ M-44G カモメマーク
P1230200.JPG
1230-6.jpg
  スタイラスチップもオリジナル。
  かなり、ハイ上がりの印象で、低域の量感は後退している。
  DJ向きのM-44というイメージとはかなり異なるサウンドだ。
  

⑦ ME97HE
P1250913.JPG
P1250914.JPG
0212_1.jpg

 ME97HE 小さな文字で E と書かれているのは再生産 Encore の意味らしい。
 M97HEの再生産品だ。
 サウンドは、やや細身だが高品位なサウンドが楽しめる。

⑧ M97xE
P1250915.JPG
0212-2.jpg
 ME97HE の再生産品だ。
 顕微鏡で見る限りでは無垢のダイヤモンドに見えるが、他の固体は接合ダイヤだった。
 ME97HE よりややハイ上がりとなっている。
 

⑨ M-91ED
P1250916.JPG
0212-3.jpg
  M-75シリーズの上位機だ。
  M-91シリーズは、M-95シリーズと進化している。
  かなりハイ上がりのサウンドだが、解像度が高くテクニカサウンドに通じるものがある。

⑩ V-15 TYPEIII
P1250917.JPG
0212-5.jpg


  入手した時は、カンチレバーが綺麗にくの字曲がっていた。
  顕微鏡で見ながら補正しながら真っ直ぐにして、接着材の補強した。
  素晴らしいサウンドだ。
  このサウンドなら、V-15 TYPEIII の都市伝説も納得できる。



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。