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カートリッジをまとめて聴く その8 [試聴記録]

① ビクター MC-100EII
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  MCブームで、QL-Y44F などの付属カートリッジとして使われた。
  針交換型のMCという触れ込みだったが、交換針が売られていないので意味がない。
  針折れ品を繋いで修理した。
  こちらも出力が大きくMMポジションで使うことができる。
  サウンドは、量感に重きを置いたサウンドで、もう少し高域にアクセントがあっても良い。

② DENON DL-55
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  ボディの色は、どうしたものか?
  プラモデル感は抜けない。
  DL-301系 のコストダウンモデルだ。
  ダンパが簡略化されおり、カンチレバーはストレートだ。
  スタイラスチップは、無垢の楕円ダイヤモンドだ。
  音は、アッタク音はしっかりしており、MM型カートリッジといっても誰も疑わないだろう。
  低域の押しが強いカートリッジだ。

③ DENON DL-110
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  DL-55 * 2 = DL-110
  DL-110 / 2 = DL-55

  そんなことを思いつくのは私だけだろうか?

④ テクニカ AT-120Ea 修理品
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⑤ テクニカ AT-120E オリジナルスタイラス
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  ④ 針無し品カートリッジだったが、AT-10G系の新品交換針が移植した。
  ⑤ オリジナルスタイラスだ。
  ④と⑤比べると、やはり違いがある。
  オリジナルの無垢の楕円ダイヤモンドの方が、広がりというか雰囲気がある。
  これは、丸針と楕円の傾向の差だ。

⑥ パイオニア PC-11 交換針原音
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  パイオニアのベルトドライブ時代のプレヤーの付属に採用された。
  交換針は、ナガオカ製の原音に交換してある。
  原音はチタンコーティングのカンチレバーと接合楕円ダイヤが特徴だ。
  楕円針は、雰囲気が違う、WETなサウンドで、原音の良さが発揮されている。

⑦ パイオニア PC-110
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  PC-11に変わって、中~低価格機のプレヤーの付属カートリッジとして採用された。
  とても安定したサウンドが楽しめる。

⑧ テクニクス EPC-270C + EPS-52STDD(無垢ダイヤモンド)
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  テクニクスのプレヤーの付属カートリッジ EPC-270C に EPC-280C 用の交換針
  EPS-52STDD 無垢ダイヤモンドを装着した。
  接合ダイヤと無垢ダイヤ違いは小さいようでも、比べると大きいとも言える。
  接合ダイヤよりも繊細なサウンドが楽しめる。

⑨ エンパイア 4000DI
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  エンパイアの交換針が駄目になっているものが多く注意が必要だ。
  4000DIは接合ダイヤモンドでチップ落ちの中古が圧倒的に多い。
  本品は、顕微鏡でみる限りは、無垢のダイヤモンドのようだ。
  本品は奇跡的に大丈夫だと思ったが、盤面とはかなり近い。
  接触することはなく、正常に再生はできる。
  音は繊細で、華麗なサウンドが楽しめる。

⑩ DENON DL-202
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  針折れ品を修理した。
  移植した交換針、無垢の楕円ダイヤモンドだ、オリジナルに近いサウンドが楽しめるだろう?
  想像以上に良く再現できている。
  しかし、このカートリッジのデザインには閉口する。
  第一印象はかっこ悪いだった。
  サウンドは、デザインとは全く違って繊細で、情報量が多く、高級機のサウンドだ。





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