ヤマハ 一体型カートリッジ MC-1X を修理する [修理記録]
ヤマハ 一体型カートリッジ MC-1X を修理した。
MC-1X と MC-1S ととても面白い発電構造だ。
サテンのカートリッジと似たような発電構造だ。
このカートリッジは断線が非常に多い。
入手したカートリッジは、半分が断線していた。
MC-L1000 の内臓型のような不思議な発電構造だ。
このカートリッジのカンチレバーは、ベリリウムカンチレバー採用とされているが
無垢ではなく、ベリリュームのパイプなのだ。
SHURE V-15 TypeV シリーズも一時期、ベリリュームパイプを使っていた。
とにかく脆い、カンチレバーを触っているとボロボロ崩れていく。
DL-305 のボロンパイプと良く似ている。
同時に2個修理した。
1個は根元から折れており、1個は先端の一部が崩れている。
とにかくとてもデリケートなカートリッジであることは間違いない。
軽量化を図った結果だろう。
根元から折れた方は、テクニカ AT-33E からの移植
先が折れた方は、オルトフォン MC-200 からの移植だ。
よく、米粒程の表現があるが、米粒は大きい、ゴマも大きい、折れたシャーペンの芯のかけら
といった感じだ。
作業しているうちに、無くなってしまうことが多々ある。
本当に、厳しい戦いだ。
最初に、エポキシボンドで先端を充填、カンチレバーが無くならないように慎重に挿入する。
顕微鏡にで見ながら慎重に位置を合わせる。
エポキシボンドの粘度が問題だ。
粘度やや低い、コントロールが難しい。
24時間効果を選んだ、一度調整しても、流れてしまう。
1時間後が勝負だ。
30分後に、調整、1時間後に再調整
このあたりになると、粘度が高まりほとんど流れない。
なっとか、納得の行く位置に固定できた。
念のため、10日間養生した。
サウンドを比較すると、オルトフォンカンチレバーの方が、スピード感がある。
両方とも、うまく修理できた。
MC-1X と MC-1S ととても面白い発電構造だ。
サテンのカートリッジと似たような発電構造だ。
このカートリッジは断線が非常に多い。
入手したカートリッジは、半分が断線していた。
MC-L1000 の内臓型のような不思議な発電構造だ。
このカートリッジのカンチレバーは、ベリリウムカンチレバー採用とされているが
無垢ではなく、ベリリュームのパイプなのだ。
SHURE V-15 TypeV シリーズも一時期、ベリリュームパイプを使っていた。
とにかく脆い、カンチレバーを触っているとボロボロ崩れていく。
DL-305 のボロンパイプと良く似ている。
同時に2個修理した。
1個は根元から折れており、1個は先端の一部が崩れている。
とにかくとてもデリケートなカートリッジであることは間違いない。
軽量化を図った結果だろう。
根元から折れた方は、テクニカ AT-33E からの移植
先が折れた方は、オルトフォン MC-200 からの移植だ。
よく、米粒程の表現があるが、米粒は大きい、ゴマも大きい、折れたシャーペンの芯のかけら
といった感じだ。
作業しているうちに、無くなってしまうことが多々ある。
本当に、厳しい戦いだ。
最初に、エポキシボンドで先端を充填、カンチレバーが無くならないように慎重に挿入する。
顕微鏡にで見ながら慎重に位置を合わせる。
エポキシボンドの粘度が問題だ。
粘度やや低い、コントロールが難しい。
24時間効果を選んだ、一度調整しても、流れてしまう。
1時間後が勝負だ。
30分後に、調整、1時間後に再調整
このあたりになると、粘度が高まりほとんど流れない。
なっとか、納得の行く位置に固定できた。
念のため、10日間養生した。
サウンドを比較すると、オルトフォンカンチレバーの方が、スピード感がある。
両方とも、うまく修理できた。
2019-10-22 23:42
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0