マスターサウンドの実力は? [情報]
ハードオフで見慣れたレコードが 100円 で売っていた。
そうだ、マスターサウンド と比較してみようということで即購入した。
よくみると、米国盤 の輸入盤だった、高校生の時に米国盤と国内盤の比較では、米国盤の方が良かった。
後で、レコードの個体差というかプレス差も大きいことも知った。
テストには テクニカ AT-33LTDを選択した。長岡氏の推奨カートリッジだ。
米国盤
マスターサウンド
波形を重ねてみた。
時間軸は間違いなく合っている。
おそらく低域の重畳されいる波形に差があるのだろう。
分かりやすいところで波形をチェックしてみた。
米国盤
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
マスターサウンド
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
変化の差はほとんど無かった。
波形を重ね合わせてみた。
米国盤の方がピークが大きい、ダイナミックレンジが広いといったところだろうか?
周波数をチェックすると 米国盤の方が 高域成分は多いし、聴感上明るく開放感がある。
マスターサウンドのプレスというより、やはりプレスの個体差の方が大きい気がする。
日を改めて再度チェックしたが
ワイドレンジの米国盤、アダルト調のマスターサウンドの印象は変わらなかった。
当時
米国盤 2000円
マスターサウンド 3200円?
なら迷わず 米国盤を買う。
そうだ、マスターサウンド と比較してみようということで即購入した。
よくみると、米国盤 の輸入盤だった、高校生の時に米国盤と国内盤の比較では、米国盤の方が良かった。
後で、レコードの個体差というかプレス差も大きいことも知った。
テストには テクニカ AT-33LTDを選択した。長岡氏の推奨カートリッジだ。
米国盤
マスターサウンド
波形を重ねてみた。
時間軸は間違いなく合っている。
おそらく低域の重畳されいる波形に差があるのだろう。
分かりやすいところで波形をチェックしてみた。
米国盤
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
マスターサウンド
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
変化の差はほとんど無かった。
波形を重ね合わせてみた。
米国盤の方がピークが大きい、ダイナミックレンジが広いといったところだろうか?
周波数をチェックすると 米国盤の方が 高域成分は多いし、聴感上明るく開放感がある。
マスターサウンドのプレスというより、やはりプレスの個体差の方が大きい気がする。
日を改めて再度チェックしたが
ワイドレンジの米国盤、アダルト調のマスターサウンドの印象は変わらなかった。
当時
米国盤 2000円
マスターサウンド 3200円?
なら迷わず 米国盤を買う。
適正針圧とは? [情報]
適正針圧とは?
なんだろう?
さんざん雑誌を読んできたが
温度、好みによって針圧を変化させてくださいとか、
針が 1/3 沈み込むように印加させてくださいとか
軽針圧だと、針圧の変化が大きく、少しでもそりがあると印加針圧が大きくなるから重めの針圧が安全とか
SATIN のように針圧に超シビアなカートリッジがあったりとか
針圧に関してはオカルトチックなことが多い。
ある方から、社外品のM-44G用の交換針で
1.5g の針圧では音が歪むが 3.0g の針圧では問題ないが故障ですか?
MATLAB のライセンスも 3月一杯となったので、少し物理的に調べてみることにした。
① 社外品 1.5g 針圧で 通常のレコードの演奏
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② 社外品 1.5g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
③ 社外品 1.5g 針圧で スィープ信号の演奏
④ 社外品 3.0g 針圧で 通常のレコードの演奏
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑤ 社外品 3.0g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
高調波はやや多めだ。
そのためプラス再生となってハイ上がりに聴こえるのだろう。
ハイ上がりは、付帯音(つまり共振)なのだろう。
少し、歪っぽくも聴こえるのも付帯音の影響かもしれない。
⑥ 社外品 3.0g 針圧で スィープ信号の演奏
⑦ 純正品 1.5g 針圧で 通常のレコードの演奏
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑧ 純正品 1.5g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
高調波は少なく綺麗な波形だ。
⑨ 純正品 1.5g 針圧で スィープ信号の演奏
⑩ 純正品 3.0g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
⑪ 純正品 3.0g 針圧で スィープ信号の演奏
社外品で 1.5g針圧で通常レコードの演奏でやはり歪んでいるようだ。
3.0g 印加で少し緩和される。
良く差が分からない。
スィープ信号を重ねてみた。
緑の振幅が大きい、ピンクの方が小さい。
つまり、1.5g 針圧は、3.0g 針圧に比べて 共振が付加されていることになる。
これが歪むとして現れているのだろう。
更に拡大して比較してみた。
青の波形は
3.0g 印加
上 0.180
下 0.178
非対称性 0.02
紫の波形は
1.5g 印加
上 0.177
下 0.194
非対称性 0.17
3.0g が適正針圧だとすると
1.5g だと印加針圧が不足して上波形と下波形が非対称となり歪むということなのではないだろうか
同様な現象が純正交換針でのみられた。
スペックをみると
適正針圧は 0.75g~1.50g となっている。
同じように、波形を調べると 3.0g で波形の非対称性が大きくなっている。
1.5g 印加
上 0.171
下 0.201
非対称性 0.30
3.0g 印加
上 0.193
下 0.187
つまり、適正針圧とは 上波形と下波形の非対称性が最小になるような値ということになる。
いろいろな雑誌を読んできたが、このような言及はお目にかかったことはない。
針圧の謎が一気に解決した。
社外品の適正針圧は 3.0g であり、純正品の適正針圧は 1.5g であり周波数特性にあたえる影響は少ないということになる。
なんだろう?
さんざん雑誌を読んできたが
温度、好みによって針圧を変化させてくださいとか、
針が 1/3 沈み込むように印加させてくださいとか
軽針圧だと、針圧の変化が大きく、少しでもそりがあると印加針圧が大きくなるから重めの針圧が安全とか
SATIN のように針圧に超シビアなカートリッジがあったりとか
針圧に関してはオカルトチックなことが多い。
ある方から、社外品のM-44G用の交換針で
1.5g の針圧では音が歪むが 3.0g の針圧では問題ないが故障ですか?
MATLAB のライセンスも 3月一杯となったので、少し物理的に調べてみることにした。
① 社外品 1.5g 針圧で 通常のレコードの演奏
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② 社外品 1.5g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
③ 社外品 1.5g 針圧で スィープ信号の演奏
④ 社外品 3.0g 針圧で 通常のレコードの演奏
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⑤ 社外品 3.0g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
高調波はやや多めだ。
そのためプラス再生となってハイ上がりに聴こえるのだろう。
ハイ上がりは、付帯音(つまり共振)なのだろう。
少し、歪っぽくも聴こえるのも付帯音の影響かもしれない。
⑥ 社外品 3.0g 針圧で スィープ信号の演奏
⑦ 純正品 1.5g 針圧で 通常のレコードの演奏
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑧ 純正品 1.5g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
高調波は少なく綺麗な波形だ。
⑨ 純正品 1.5g 針圧で スィープ信号の演奏
⑩ 純正品 3.0g 針圧で 1KHz シングルトーンの演奏
⑪ 純正品 3.0g 針圧で スィープ信号の演奏
社外品で 1.5g針圧で通常レコードの演奏でやはり歪んでいるようだ。
3.0g 印加で少し緩和される。
良く差が分からない。
スィープ信号を重ねてみた。
緑の振幅が大きい、ピンクの方が小さい。
つまり、1.5g 針圧は、3.0g 針圧に比べて 共振が付加されていることになる。
これが歪むとして現れているのだろう。
更に拡大して比較してみた。
青の波形は
3.0g 印加
上 0.180
下 0.178
非対称性 0.02
紫の波形は
1.5g 印加
上 0.177
下 0.194
非対称性 0.17
3.0g が適正針圧だとすると
1.5g だと印加針圧が不足して上波形と下波形が非対称となり歪むということなのではないだろうか
同様な現象が純正交換針でのみられた。
スペックをみると
適正針圧は 0.75g~1.50g となっている。
同じように、波形を調べると 3.0g で波形の非対称性が大きくなっている。
1.5g 印加
上 0.171
下 0.201
非対称性 0.30
3.0g 印加
上 0.193
下 0.187
つまり、適正針圧とは 上波形と下波形の非対称性が最小になるような値ということになる。
いろいろな雑誌を読んできたが、このような言及はお目にかかったことはない。
針圧の謎が一気に解決した。
社外品の適正針圧は 3.0g であり、純正品の適正針圧は 1.5g であり周波数特性にあたえる影響は少ないということになる。